抗がん剤治療をすると決めたら

抗がん剤治療が延命のためだとしたら、抗がん剤治療を望むのはがんになってしまったご本人なのではないかと思います。
できるだけ長い時間、家族と過ごしたいなどという強い思いがあり、抗がん剤治療を選択するのではないかと思います。
そうであれば、抗がん剤治療を受けるご本人は、抗がん剤治療を頑張っているという強い意識を持ったほうがいいと思います。
なぜなら抗がん剤治療には、耐え難いほどの副作用が襲ってくる場合もあるからです。
抗がん剤の副作用に負けずに、頑張った先に抗がん剤治療の成功もあると言えます。
抗がん剤の副作用ことを予め学び、その対処法などを抗がん剤治療を始める前に知っておくと抗がん剤治療で苦しいことがあっても、慌てず対処できるのではないかと思います。
そして、抗がん剤治療を知ることで、抗がん剤治療をしないで、平穏死を選択するということもできます。
延命しないことで、寿命は短いかもしれませんが、残りの人生を平穏で過ごせる方法もあるかもしれません。
がん患者を家族に持ってしまった方も、がんになっているご本人の意思を尊重されて欲しいと思います。
私は父が母にがんの告知をしなかったことは間違いだったと今では思っています。
母が自分の残りの人生を母が思った通りに終えることができていれば、よかったのに。と思ってしまうのです。

人生は自分の意思で+1 !

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